2019年1年間のエアバスとボーイングの航空機納入数が、1,243機となりました。前年と比較して22.6%少ない水準です。これは、ボーイング最大の売れ筋である737MAXが、トラブル対策のため、2019年3月より納入停止となったことが大きく影響したものです。

一方で、この影響を除いた納入数(737及び737MAXを除いた場合)では、前年比8.8%の増加となり、過去最大水準の伸びを記録しました。また、エアバスの納入数863機は過去最多になります。引き続き航空機市場が堅調であることが示されました。

2019年末時点での受注残数は13,107機で、2019年納入数ベースで10.5年分の未納数となります。